体のラインを美しく。
一枚布からつくるマタニティドレス。
以前一緒にウェディングの仕事をしていたサイスさん。普段からメイクはほとんどしない、ナチュラルで明るい性格の魅力的な方です。
結婚を機に県外に移住しましたが、出産のため久しぶりに帰省することになり、その際にマタニティフォトを撮影したいと依頼してくれました。

妊娠中のお腹のふくらみは月数によっても子どもによっても異なります。
その個性、その特別な瞬間を形に残したいという願いが込められた、特別な依頼でした。

大判の布を使い、
体の曲線を活かしたドレスへ。
サイスさんの体のラインを最大限に引き立てるため、独自の手法として一枚の大判の布を使ってドレスを仕立てることを提案しました。
体型に合わせてその場で布を縫い合わせることで、既成のドレスでは表現しにくいその人の個性と美しさを引き出すことができます。

お腹のふくらみを活かし、その曲線を美しく見せるために、布を丁寧に扱いながら縫い上げました。
メイクは、普段の彼女らしさを尊重しつつ、少しだけ特別感を漂わせてスタイリッシュで洗練された印象に。ヘアは、チュールをカットして髪にふんわりと乗せ、優雅さと繊細さを加えました。

マタニティの時に表れる、
奇跡のような美しさ。
彼女は撮影を心から楽しんでいました。子どもを授かったことで、いつもの元気で自然体な彼女とは違う、新たな表情が次々と現れ、私はその様子に感動しました。
美しさを目の当たりにし、改めてマタニティフォトが見せてくれる感動と、奇跡のような瞬間を形に残す意義を深く感じました。
その瞬間を一緒に作り上げることができるのは、私にとって大きな喜びであり、誇りです。
これからも、そんな特別な瞬間を大切にしていきたいと強く感じました。




